アフィリエイト 成果追跡の仕組みとは
サイトに広告を貼り付け、サイト訪問者が何らかのアクションを起こせば成約となるアフィリエイト。
どのような方法で成約を管理しているのだろうか。
ここではアフィリエイトの成果追跡の方法について書いてみる。
この追跡システムが甘いとせっかくの成約が認められなかったりする訳でアフィリエイターにとってなくてはならない仕組みだ。
また初心者が不用意にアフィリリンクを書き換えると成約が発生しなくなることもあるので知っておいて損はないだろう。
まず成果追跡とはコンバージョンのトラッキングとも呼ばれる。
コンバージョンのトラッキング方法として現在の主流は以下の2つ。
- ブラウザのCookieを用いる方法
- パラメータ渡しを用いる方法
Cookieとは、ブラウザを通じて訪問者のPCに一時的に情報を記録したり参照したりする仕組みのこと。
パスワードの記憶や、最後にサイトを訪れた日時を記録するなど様々な用途で使用されている。
ここではCookieを用いる方法を説明する。
Cookieを用いたトラッキング方法とは？
普段我々が目にするのは以下の動作だ。
アフィリエイターのサイトやブログにある広告リンクをクリックすると、
広告主の広告ページへ遷移する。
ユーザーが購入などのアクションを起こせば購入ページへ遷移する。
しかしこれではどのアフィリエイターから誘導され、購入ページまで至ったのかを追跡することが出来ないのは明白だ。
そこでASPなどアフィリエイトシステムを支えるサービスが重要となる。
ASPによるトラッキング方法は以下の動作となる。
まず広告リンクをクリックすると、広告主のページへ遷移する前にASPのサーバーへアクセスする。
その際にCookieを発行し、広告主のページへリダイレクトを行う。
ユーザーが購入などアクションを起こすとタグが埋め込まれた購入ページへ遷移する。
<img>タグの元になるファイルはASPのサーバーにあり、サーバーにアクセスした際に既に発行されたCookieを取得・解析を行う。こうすることで誰からの誘導で購入まで至ったのかASPが一元管理することが出来るのだ。
Cookieを用いたトラッキングのデメリット
Cookieを利用することで広告主の負担が少なく、またASPがリアルタイムにトラッキング出来るようになった。
しかしCookieは同じユーザーでも違うデバイスからのアクセスやブラウザが異なると同じCookieは使えない。
そのためトラッキングの精度は高くないと言われている。
現在主流の一つであるCookieを用いたトラッキングの動作から言えることは、
アフィリエイトを行うには購入ページまで一気に遷移させることだ。
例えばPCで広告リンクへ遷移してから、スマホで広告ページを読み購入されるとコンバージョンは成立しない。
そのため購入ページまで一気に遷移出来るようなキーワードを選んで記事を書く必要がある。
